デジタルカメラには色々な形や大きさのものがありますが、レンズや撮像素子、A/D変換器などの基本的な構成要素は共通しています。
デジタルカメラの主な構成要素を以下に紹介します。
・レンズ
外界からの光を集め、撮像素子に集光する役目を担います。
・絞り
撮像素子に到達する光量を調節します。
・シャッタ
必要に応じて、撮像素子への光を遮断します。
・撮像素子(受光素子)
あたった光の強さを電圧信号に変換します。
CCDやCMOSといった素子が使われます。
・A/D変換器
電圧信号をデジタル信号に変換します。
・デジタル信号処理回路
画像のデジタルデータを受け取り、様々な処理を行います。
デジタル信号処理回路によって処理された画像は、モニタに表示されたり記録メディアに保存されたりします。
また、上の全ての構成要素を制御するためのシステム制御回路も存在します。
以上が、デジタルカメラの基本的な構成になります。